iPhone修理日記
2018年4月4日水没したiPhoneSEの復旧修理と水に落としてしまった時の正しい対処法
アイフォン修理の成田也中目黒店です。
今回は水没したiPhoneSEの復旧修理。
合わせてアイフォンを水に落としてしまった時の正しい対処法をご紹介致します。
朝方トイレに携帯を落としてしまったという事でご来店頂いたお客様。
電源はついていたものの、液晶表示にノイズが走ってしまっていた状態でした。
液晶画面は壊れていますのでこちらは交換となりますが、問題はメインのCPUやフラッシュメモリなどを搭載している基板部分。
こちらがショートしてしまうと電源が入らなくなってしまったりと重大な故障に繋がる可能性が大きいのです。
早速本体を開けて見ますが、中もかなり浸水してしまっていました。(画像参照)
ショートを防ぐためにまず一番に電池のコネクタを外します。
そして次に基板を洗浄するためにこちらも取り外していきます。
なぜ基板を洗浄する必要があるのかと言いますと、電流を阻害してしまう、ショートした際に出てくるコゲのような化合物を綺麗に洗い流すため。
それからアルコールで洗浄して水分を飛ばすためです。
順調に作業を進め、液晶パネルを新しいものに交換すると無事点灯。
元どおりに直りました^^
今回のお客様はアイフォンが水没した際の一番の対処法を行って頂いたので難なく直りました。
その一番の対処法とは、
- 電源を落とす
- 安静にしておく
- なるべく早く修理店に持っていく
この3つです。
以上の3点を守って頂くだけでアイフォンの水没からの復旧率はだいぶ変わります!
万が一iPhoneを水に落としてしまった時のために覚えておいてくださいね。