iPhone修理日記
2018年5月7日水没してしまったiPhone6の復旧修理!修理に出す前に自分でできる対処法を伝授。水没アイフォンからの復旧率は自分であげられます!
本日は港区南青山からご来店の、iPhone6の水没復旧修理のお客様です。
何でもゴールデンウィーク中にプールのそばにバッグを置いていたら水をかぶってしまったそう。
意外と少量の水でも壊れてしまうのがアイフォン。
最初に画面に線が入り徐々に映らなくなってしまい、しまいには電源がつかなくなってしまったんだとか。
水をかぶったiPhoneの画面がおかしくなってしまうと焦りますよね。。。
今回はそんなアイフォンが水没してしまった時の対処法を伝授致します!
実はとても簡単なことなんです。
iPhoneが水没してしまった時の対処法。。。それは
真っ先にiPhoneの電源を落とす事!
アイフォンの水没による故障のほとんどが、電流がショートしてしまうことによって引き起こされます。
電気が通っていなければショートしてしまう可能性がだいぶ落ちるという事なんですね。
とても単純な事なのですが、水没してしまうと焦ってついついあれこれしてしまいがちです。
中でも充電コネクタを挿すのだけは絶対にやってはいけません。
今回のお客様も焦って色々やって見たそうですが、電源がつかなくなり悪化してしまいました。
電源系の回路がショートしてしまうという、水没による典型的な故障ですね。
こういった時、当店でまずやっているのはメイン基板(ロジックボード)の洗浄。
なぜそういった対処をするのかと言いますと、ショートした際に出る白いコゲのような化合物を洗い流すためなんです。
これにより電流が阻害されて電源がつかなくなっている可能性がありますので、丁寧に基板を洗浄します。
今回も丹念に基板を洗い、しっかり乾燥させて電源を入れて見たところ何とか復旧成功!
液晶パネルとバッテリーはダメになってしまっていたので交換となりましたが、大事なデータを救い出す事に成功しました。
お子様の写真がたくさん入っているとの事でしたので、とても喜んで頂けて私の嬉しさもひとしおです。
ありがとうございました!