iPhoneドックコネクタ故障修理について
iPhoneの充電をする差込口のことを表す部品の名称がドックコネクタと言います。
iPhone4Sまではドックコネクタでバッテリーの充電やiTunesのデータや音楽の転送、バックアップなどの機能ができるiPhoneにとって最も大事な箇所でした。
そして2012年に発売されたiPhone5からは、少し小型化され現在のLightning（ライトニン グ）コネクタと変わり、表裏の区別がなくなり両面差込が可能な便利なコネクタに変わりました。
iPhone7ではイヤホンジャックが廃止され、有線でイヤホンをつなぐにはLightningコネクタに接続することになります。
パーツとしてはいくつかの機能がひとまとめになったもので、「イヤホンジャック」や「底面マイク」なども同じパーツに含まれています。
そのため充電やアクセサリの接続以外（バイブ・スピーカー不良・wifi接続・マイク・ホームボタン）などのトラブルでドックコネクタ修理が必要な場合もあります。
さらにDockconnector(ドックコネクタ)を利用し、様々な外部機器と連動させることができます。iPhoneのドックコネクタからテレビに繋いで大きい画面で映画を見たり、パソコンやプロジェクターなどで利用してビジネスシーンでの会議や提案などにも役立てる大事な機能の一つです。
iPhoneの使用時において、煩わしい不調の原因をもたらす恐れが高い箇所ですので丁寧な使い方が推奨されております。
しかし、様々な原因にてドックコネクタ故障を引き起こすこともあります。
◇iPhoneの故障かも？当店に多い相談内容
- 『電話が話せない！相手に自分の声が聞こえない』
- 『充電が出来る時とできない時がある』
- 『非正規の充電器しか反応しなくなった』
- 『バイブレーターが反応しない』
- 『動画を視聴していても音が出ない』
- 『充電ケーブルを挿しても全く充電しない』
- 『電話相手にノイズ音がすると言われる』
- 『このアクセサリは使用できませんと表示が出る』
- 『充電速度が異常に早い』
- 『充電ケーブルの先っぽが中で折れた』
①ドックコネクタって何？役割とは？
アップル社専用の充電コネクタのことをドックコネクタと呼んでおり、「iPhone」「iPad」「iPod」シリーズに共通で使用されています。
iPhoneのドックコネクタの機能は、端末の充電やPCと接続しデータの管理、端末のiOSのアップデート、端末の初期化、リカバリーモードから復旧をする際に使用します。その他にもイヤホンを接続し音楽再生など周辺機器への接続にも使われます。
iPhone5からはライトニングコネクタに仕様が変わり、現在まで続くメインの充電器になりました。仕様方法はどちらも一緒ですが、形状に違いがあります。
ドックコネクタは幅が広く作られており、iPhoneに挿し込んだ時に抜けにくい印象があります。充電をする際は射し込む向きは片面のみ固定となります。
現在のライトニングコネクタは小型化され、端子の下部でも充電が反応するようになり、射し込む向きが裏表両面で反応するように変更されました。
どちらも充電口が経年劣化や粗暴な使用をしてくいると、ケーブルが抜けやすくなってしまったり、充電器の先端が折れてしまうなどのトラブルにより、故障してしまうことがあります。
【ドックコネクタが使用されている機種】
iPhone3G、iPhone3GS、iPhone4、iPhone4S
【ライトニングコネクタが使用されている機種】
iPhone5以降に発売された機種
ドックコネクタからライトニングコネクタに変更された理由としては、「iPhoneの小型化」が目的です。
ドックコネクタや他の部品も小さくすることで、パーツの形状や配置を変えたり、iPhoneの軽量化することができます。ほんの僅かでも、積み重ねによって全体の重量が変わってくるので、ドックコネクタが開発されたと思われます。
②よくあるiPhoneのドックコネクタ故障！
■充電ができない
一番多くあるドックコネクタのトラブルというと、この「充電ができない・反応しない」という症状になると思います。
ドックコネクタ内部で金属の接触部分が折れてしまったり、水没によってサビが進行し端子が腐食してしまったりすると、接続不良が起こります。iPhoneに充電ケーブルを差しても立ち上がらないという場合には、バッテリーや基板に問題がある可能性もあります。
■ケーブルが途中までしか挿し込めない
通常Lightningケーブルを挿し込むと「カチッ」とハマる感覚があるのですが、ハマる感覚が無く、奥まで挿し込めない症状です。ケーブルの端子が中で折れて詰まってしまうなど の原因が考えられます。充電をしながらテーブルなどから落下させ、中に端子だけが残ってしまったとお問い合わせをいただくことがあります。簡単に取り外しすることができる場合もございますが、端子を破損させてしまう可能性もあり基本的にはパーツ交換を行い ます。
（本体フレームが曲がり充電口にケーブルが挿さらなくなった事例もございます。その際は本体フレームの交換が必要になります。）
■電話の声が相手に届かない
マイクの故障により、通話相手に声が全く通じなかったり、声が遠い、ノイズ音がするといったことがあります。通話に使用されるマイクはドックコネクタのパーツの一部である為、「マイク不良」はドックコネクタの修理が必要となります。ホコリなどによって音声を拾いずらくなり、音声が聴こえずらくなっている場合は、内部のクリーニングにより症状が改善されるケースもあります。
機種によってはバイブ不良もドックコネクタのパーツ交換により、直る可能性もあります。
■イヤホンを挿しても音が漏れる
iPhoneがイヤホンを認識せずに、「イヤホンを挿しても音がそのまま流れる」「何も音が聴こえない」というときはイヤホンジャック、ドックコネクタの故障が考えられます。
※イヤホンの故障も考えられるので、別のイヤホンを挿しても同様の症状かご確認ください。症状が改善されれば「イヤホンの故障が原因です。」
iPhone本体が認識していない可能性もあるので以下の設定もご確認ください。
- 音量を小さく設定している
- Bluetoothで他の機器に接続をしている
- アプリが音声の出力を阻害している
■角度によって充電できたり、できなかったり
充電をしながら長時間「動画の視聴」「ゲーム」を続けていると、端子に負担がかかり傷つけて反応しなくなったり、充電口を曲げてしまい「接続不良」の原因となってしまいます。また、非正規の充電器を使用していると突然反応しなくなったり、本体故障の原因に繋がる恐れもある為、日頃から純正の充電器を使用する方が安全でオススメです。
③充電コネクタが壊れる主な3つの原因
■水没による破損
充電口部分はデリケートで、トイレに落としたり、飲み物をこぼして濡らしてしまうと故障してしまうことがあります。防水機能が備わっているiPhoneでもお風呂場に持ち込んでいると、直接濡らさなくても蒸気により水没してしまうこともあります。
（漏電、ショート、金属部分がサビにより腐食）
■非正規の充電ケーブルで充電をしている
安価な充電ケーブルは純正品と違い、電圧やデータ転送ができないなどの違いがあります。「チャージIC」と呼ばれる基板のチップがダメージを受けてしまったり、端子部分の消耗劣化が激しく、充電ケーブルを挿しても読み込まなくなるなどの故障に繋がります。
■経年劣化
充電コネクタが壊れる原因として一番多いのが「経年劣化」によるもの。
これを防ぐことはできませんが、長持ちさせる一番のコツは充電をしながらiPhoneを使用しないということです。
また、充電しながら操作しているとバッテリーや基板にも負担がかかり、本体の故障やバッテリーの膨張などのさまざまな不具合の原因となる事もあるので注意が必要です。
◇充電ができなくなった時にまず確認する3つのポイント
①別の充電ケーブルで充電をしてみる
いつもと違うケーブルで充電ができれば、iPhone本体の故障ではなく充電ケーブルの断線が原因となり、ドック交換ではなくケーブルの交換で充電ができるようになります。
②Apple純正品の充電ケーブルを使用する
非正規の充電ケーブルだと認識できない場合があるので、純正品で充電を試してください。
充電ができない場合はドック交換、バッテリー交換、基板修理のいずれかが必要になります。
③充電ケーブルが奥まで挿さしてみる
充電ケーブルを挿しこむとカチッとハマる感覚があります。
iPhoneケースを使用している方は、ケースが邪魔をしうまくケーブルが挿さっていない可能性もある為、ケースを外して充電をお試しください。
④iPhoneのドックコネクタ即日修理
iPhoneは毎日使用するものですから数日間、いや数時間でもiPhoneが使えないともなると仕事やプラーベートの連絡も取れずに不便で困りますよね。成田也中目黒店ではお持込いただいた当日中に修理を行い、当日中に端末のご返却をいたします。
各端末の色に合わせたパーツの在庫を用意しておりますので、迅速な対応が可能です。
ドックコネクタには（充電口、イヤホンジャック、バイブ、wifiアンテナ、スピーカー）がついており、ドックコネクタを交換しても不具合が改善されない場合は各パーツの交換も必要になる事もあります。当店では交換用の各パーツの交換にも対応いたしますこちらも当日中に修理対応が可能です。
また、パーツ交換後でも充電不良が改善されない時は基板修理にも対応可能ですので、お気軽にご相談くださいませ。
※基板修理が必要な場合は3日ほどお預かりでの修理になります。
⑤iPhoneのドックコネクタ交換修理料金について
iPhone5から最新機種まで対応しております。
ドックコネクタ修理料金3,980円～（税別）
作業費込みの料金になりますので別途料金が発生することはありません。ただし、新たな故障箇所が発見された場合には追加で修理料金を頂戴いたします。機種により、修理料金が異なります。また、基板故障が原因でドックコネクタ交換で修理ができない場合には点検料として2,980円（税別）ご請求させていただきます。
Appleや携帯会社（キャリア）ではドックコネクタの故障は修理対応ではなく本体交換となる為、保証サービスに加入していないと高額な費用がかかってしまいます。
成田也中目黒店では本体交換に比べ低価格にて修理が可能ですので、お気軽に当店までご相談ください。
しかも、ほとんどのケースで当日中に修理ができます。
⑥データそのまま修理できる？
■Apple認定の修理サービスに依頼する場合バックアップ必須
Appleの正規修理プロバイダーやアップルストアなどでドックコネクタ修理を依頼する際は、原因がある箇所の修理ではなく「本体交換」の対応になります。その場合は故障した iPhoneは回収される為、データが消えてしまいます。
保証サービス「AppleCare +for iPhone」に加入していないと費用も高額になってしまいます。未加入の場合は数万円前後の高額な修理料金になる可能性も。
そして正規サービスを受けるにあたってはデータのバックアップが必須となっております。すぐにiPhoneを使用したい場合でも、アップル系ではリサイクル端末との交換しか対応の選択肢はありません。また、最新機種になると交換品の在庫不足により、長期間の待ちになってしまうケースもございます。
これは世界的に拡大しているコロナウイルスの猛威による製造工場の停止、人的被害、半導体不足が要因の一つであると考えられています。2022年現在、ロシア対ウクライナの戦争により資源や原材料の高騰でさらなる悪化も懸念されております。
■キャリアショップ（docomo・au・softbank）に依頼する場合もバックアップ必須
携帯会社にドックコネクタ修理を依頼する際も、データのバックアップは必須です。
なぜかというと、キャリアショップではiPhone修理を行うことはなく、メーカーの修理工場まで仲介するだけで、実際に修理をするのはメーカー（Apple）になる為です。
こちらもドック修理をするわけではなく、「本体交換」がメインになるので、データのバックアップがないとデータが消失してしまいます。また、ドックコネクタ修理をする際は即 日の修理ではなく預かりでの修理になる為、日数がかかります。
■町のiPhone修理屋、成田也中目黒店ではデータそのまま即日修理完了
当店では修理前のデータのバックアップは不要で、データを消さずに修理をすることができます。
現在ご使用中のiPhoneの故障箇所を診断し、動作不良の原因となっている部品を新しく交換いたします。修理時間はお預かりにて30分～となります。
正規店にて予約が取れず当日急ぎでドックコネクタを修理したい、最近バックアップを取っていない、データのバックアップを取る前に壊れてしまったいう方は当店へお任せください。
起動しなくなったりした場合メーカーに依頼すると、今までのデータは諦めなくてはならないところですが、町のiPhone修理屋（成田也中目黒店）では復活の可能性が非常に高いです。また、故障箇所のみの修理ですと、本体交換に比べ修理費用も低価格に抑えられます。データそのままで即日修理後、すぐに今まで通りiPhoneを使用できます。
⑦ドックコネクタの修理事例
①お風呂で水没により腐食したドックコネクタ交換
②飲み物をこぼし音が出なくなったスピーカー交換
③バイブが反応しなくなった
④自己修理失敗
⑤充電の差し込み口にケーブルが折れて詰まった
⑥水没によりドックコネクタが故障しリンゴループになった
上記以外の修理事例も多数あり、ドックコネクタの故障によりiPhoneの様々な機能に障害が発生します。まず故障かな？とお悩みの方は当店までお気軽にご来店くださいませ。
実機を見せていただければ簡単に無料診断させていただきます。
＜修理にかかる時間について＞
iPhoneドックコネクタ修理は当日30分よりお預かりにて修理いたします。
※混雑状況や機種により異なる場合がございます。
⑧ドックコネクタの故障放置の危険性
充電ができなくなってしまうとiPhone自体の電池がなくなり、使用ができなくなってしまいます。また、故障を放置していると、水没時と同じように基板がショートする可能性があります。
ドックコネクタに充電ケーブルを挿す角度によって、充電できたりできなかったりという ケースがよくあります。
このような使用は本体バッテリーを通常よりも痛めてしまい、バッテリーの劣化を著しく悪化させる行為と言えます。さらにバッテリー自体を劣化させてしまいそのまま使用を続 けてしまうと最終的には基板故障になってしまいます。
充電時の電圧異常により基板まで破損してしまうと、部品交換で直すことができなくなり基板修理が必要となります。基板修理は費用も高額になってしまいますので、コネクタに 異常が出た時は速やかに修理することをお勧めいたします。
（基板修理をしても直らなかった場合は写真、LINE、連絡先などのデータが消えてしまう可能性がありあます。）
⑨ドックコネクタ修理をせずに買取店に下取り
新しい端末に機種変更などされる際に下取りしてくれる制度がありますが、各携帯電話販売会社（docomo･softbank･au･楽天･ワイモバイル･UQ）のキャリアやアップルストアだと、故障品扱いになるため下取り査定額が大幅にダウンします。
また、大手中古スマホ買取店のTSUTAYAやGEOでも故障品扱いのため、買取不可のケースがほとんどです。なぜなら、ドックコネクタが故障してしまったのが原因で他の箇所も同時に故障しているケースが考えられるからです。
でも、成田也中目黒店では携帯修理専門店の強みにて、どこに原因があるかを正確に診断が出来るためジャンク品のiPhoneスマホでも査定が出せます！当日店頭にお持ち込みで即買取OK。
充電不可・バイブ不良・スピーカから音が出ない端末も100%買取ます。
当店で買取させていただき、その代金を新しい端末の購入資金に充ててください。
⑩ご予約・ご来店の流れ
（他店よりも修理代金が1円でも高い場合はご相談下さい！）
①問い合わせ
まずはお電話かメールにてお問い合わせください。直接のご来店でも大丈夫です。
TEL 0120-742-444
メール info@naritaya-nakameguro.com
ご相談、修理料金のお見積もりだけでもOKです。
②iPhoneの状態を確認
ご来店後にスタッフが端末の状態を確認させていただき、お見積もりをいたします。
ご予算に応じて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
③作業
修理にかかるおおよその時間をお伝えいたし、お預かりにて作業させていただきます。
④ご返却
お伝えした時間が経ちましたら、ご都合の良いタイミングでご来店ください。端末のお返却をいたします。当日の受取が難しい場合には後日の受取でも大丈夫です。
※ドックコネクタ以外の故障が原因の可能性
iPhoneというのはやはり精密機器ですので、ちょっとした衝撃や水没により、基板が破損し、ドックコネクタのパーツ交換では端末の修復が難しいケースもございます。
当店では重度の基板修理にも対応しておりますので、他のiPhone修理屋さんで基板修理が必要と言われた症状にも対応しております。
また、iOSのアップデートが原因で充電ができなくなった、原因不明の故障といったトラブルにもベテランエンジニアが対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
まとめ
iPhoneは毎日充電する方がほとんどだと思いますが、ケーブルの抜き差しを繰り返しているとドックコネクタは汚れや磨耗により経年劣化していくパーツです。
突然充電できなくなったり、iTunesと同期できないなど急にトラブルが起きることがあります。少しでもドックコネクタの劣化を防ぐためには、「iPhoneを充電しながら使用しない」「充電するときはアップル純正充電器を使用する」「お風呂場に持ち込まない」など、日頃から気をつけていただくことが、ドックコネクタを少しでも長持ちさせるコツになります。
また、ドックコネクタの故障を放っておくと複数箇所の動作の不具合に関連する可能性があり、重度の故障では基板がショートしiPhoneが起動しなくなり、端末の修復ができなくなることもあります。
本体が起動しなくなるとデータのバックアップも取れず、「データ消失」の危険性もある為、ドックコネクタの異変を感じられたら速やかに修理をすることをお勧めいたします。当店では「データそのまま」当日中にドックコネクタ修理を行なっております。
修理時かかる所要時間の目安は30分より、修理にかかる費用は2,980円～（税別）と、スピーディーで低価格にて即日修理が可能です。(成田也レビュー割引適用）
ドックコネクタの破損・故障・不具合は携帯修理専門店の成田也中目黒店までお気軽にご相談ください。
